ルポタージュ「KAIGAI」
私が海外で体験した海外四方山話集です
サイフ・自販機泣かせの巨大硬貨 (オーストラリア連邦) 2005/03/06
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まずは、今日現在の外国為替から。1豪ドル(1AU$)は約80円です。
統計によると、オーストラリアはハワイに次ぐハネムーンの目的地だとか。実際に
訪れたことのある方なら、今回のコラムの内容もよーくご存じのハズです。
コンビニやスーパーで買い物をすると、必ず巨大なコインがお釣りとして1枚混ざっ
てきます。その硬貨は銀色で、角張っています。その辺をよく数えてみると、12角形
ということになります。いかにも高級(高価)そうなその硬貨は、「50セント」硬貨で、
実質40円の価値ということになります。
普段、日本で500円玉を「高価である」として使い慣れていると、なかなか気前よく
使えないのが貧乏性というモノです。やがてアットいう間に、コイツがサイフに貯まっ
てしまいます。すると、サイフは重く、嵩張る一方で、しかもお尻との摩擦でサイフは
擦り切れてしまいます。
一方、一番高価な「2ドル硬貨」は、日本の1円玉と同直径の大きさです。これ1枚
で、約160円もの価値があるのですから、なんか変な金銭感覚です。
滅多に自動販売機にお目にかかる機会のない国ですが、たまにジュースやタバコ
の自販機を見かけました。そして、頻繁に見かけるのがパーキング・メーターで、こ
れはマシーンによる自動です。
これら自販機のコイン投入口は、「50セント硬貨」のせいで、非常に長い構造にな
っていました。
「こんなに面積の大きさに差があるコインが、果たしてキチンと識別されるのかし
ら?」
という疑問も虚しく、正常に機能していました。
因みに、オーストラリアの紙幣は全てプラスティック製です。「豪に入れば、豪に従
え!」ですな。
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