ルポタージュ「KAIGAI」
私が海外で体験した海外四方山話集です
高速道路(ゴールドコースト・オーストラリア連邦) 2003/10/18
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日本では民営化の問題から端を発して、総裁の解任など、依然としてゴタゴタが続
く道路公団。私の個人的な見解では、藤井総裁の「顔」がマズイです。ホントにむか
つく顔です。ということで今回は、海外の高速道路についてルポしてみます。
オーストラリアに滞在中、何回かドライブしましたが、高速道路は有料道路ではな
い。日本では「高速道路=有料道路」の公式が成り立っているので、無料で高速(道
路)を走れると非常に得した気分になる。といっても幹線道路は全て高速道路なの
であるが。市街部でこそ、インターチェンジがあって、一般道路と隔離されているが、
一歩市街に出ると、片側一車線の普通の国道っぽくなる。それでも制限速度は
110Km/h。しかも家々に面するから怖い。路面の状況は極めて悪く、ガタガタ。後部
座席までシートベルトの着用が義務づけられているのも納得。
結局、国内を果てしなく移動しても基本的に通行料はタダ。交通量が少ないからこ
そ成り立つ公式だと思う。そもそも自動車での移動はガソリン代の経費がかかるの
だから、それ以外にも通行料を取られては、向こうの人は怒り出すと思う。現に、オ
ーストラリア・ブリスベーン近郊の橋には料金所があった。橋の建設に莫大な費用を
要したために、利用者から徴収しているのだが、一回AU$2(150円)。この橋を通過
する度に、同乗者の愚痴を聞かされたものだった。
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