ルポタージュ「KAIGAI」
私が海外で体験した海外四方山話集です
 
| シンガポールの地下鉄・ＭＲＴ 2003/11/16
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５年前の滞在時と比べて、シンガポールの地下鉄・ＭＲＴにはいくつかの変更点が
あった。１つ目はEW（東西）線がチャンギ空港まで枝分かれしたこと。これで市内か
らS$1.8（100円）以下で空港にアクセスできるようになった。タクシーだと昼間でもS
$15（900円）もかかっていたのにである。
第２は新線であるNE（北東）の登場。旅行者には関係ない路線かもしれないが、郊
外のアパート群と市内を結ぶ通勤・通学用としての新線なのかもしれない。
第３の変更は切符（添付写真）。５年前の時はもっと写真を使った綺麗なテレホン・
カードみたいだったのに。今度のは殺風景で味気がない。しかも結構分厚くて、固く
て、重くて、ポケットやサイフ内ではハッキリいって邪魔。実はこれはレンタルで、全く
の新規で切符を買うときに、S$1を余計に取られる。残高が０になって、販売機にこ
れを突っ込むとチャリンとS$1硬貨が戻る仕組みになっていた。いざ、この切符で改
札を通り抜けようとしたら、自動改札機に切符を入れる穴がなかったので、通りかか
ったお嬢さんに伺ったところ、タッチ式だった。
他にもこの地下鉄が面白い点は、運転手が居ないところ。つまりは全くの無人運
転。車内では一層の安全対策をビデオで放映していた。
面白いと言えば、椅子がプラスチック製。背もたれからお尻を乗せる部分まで全部
がプラ製。野球場や公園のベンチがそのまま車内に埋め込まれた感じ。台湾の地
下鉄もそうだったな。
狭いシンガポールだけれども、バスと違って路線が分かり易いからMRTの使い勝
手は抜群です。冷房も効いていて、郊外では高架を走るので、景色も最高でした。
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