ルポタージュ「KAIGAI」
私が海外で体験した海外四方山話集です

 
ゲテモノ料理「サソリの素揚げ」(中華人民共和国) 2010/07/25

 「ルポKAIGAI」では2回目のゲテモノ料理紹介です。
 北京の銀座、はたまたシャンゼリゼ大通りと呼ばれる「王府井(ワンフージン)」。そ の一角である「王府井小吃街」の屋台では羊肉串が多く売られています。クミンの香 辛料が、アジアの香りを醸し出して、ビールの本数も増えてしまいます。
 串に刺された素材は数多く、日本人にとってのゲテモノも・・・・。
 まずは、サソリ。生きたまま4連で串刺しです。手足をバタバタと、生きている証拠 です。オーダーされると、数分間素揚げされます。「エビの様な食感と味!」という噂 を元に、何回かトライしようと考えましたが、あの黒いボディーと膨らんだ腹の中身を 思うと食えませんでした。一匹が逃げ出した様子で、店頭が凄い騒ぎになっていた 事もありました。
 下の写真は、雛鳥の串刺し4連です。こちらは賞味しました。鶏のヒヨコにしては小 さいので、鳩かウズラでしょうか。骨の部分は全て軟骨並の柔らかさ。そして、頭部 は魚のごとく旨みが詰まっていました。とはいえ、手足の先端部分などはカスっぽく て、羊の方が遥かに美味かったです。
 他にも串刺しは・・・。あまりにキモいので画像には収めませんでした。ムカデは縦 に1匹刺しです。韓国で見られたサナギも4連で健在でしたが、カイコとは姿が違って いました。恐らく、あのサナギでしょう。




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