ルポタージュ「KAIGAI」
私が海外で体験した海外四方山話集です
サンミゲル・ビール(フィリピン共和国) 2005/11/03
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フィリピンを代表するビールです。まだ、本HPではコラムとして取り上げていませ
んでしたね。改めて、コラムにしてみました。
まず、挙げられる特徴は「安い事」です。一番安く買えるのはコンビニや雑貨屋で、
1本25ペソ(55円)です。これが、ホテルのミニバーやレストランだと1本50ペソに跳
ね上がります。もっとも、更に安上がりなのがスタイニー瓶入り・バージョンで、缶より
も容量が若干少なくて、店売りだと20ペソで買えます。レストランでは、この瓶(ボト
ル)で出てくることが圧倒的に多いです。ラッパ飲みが基本なので、飲み口にペーパ
ー・ナプキンを巻いて提供されます。
同じ、サンミゲルのビールですが、「ライト」「ドラフト」や「スーパー・ドライ」の消費者
の嗜好に合わせたバージョンも多々あります。これらでは、缶のデザインは大きく違
いますが、オイラには味の違いは分かりませんでした。アルコール度は全て5%ジャ
ストです。
テイストですが、何もかも薄く感じられます。「炭酸」「コク」「苦み」「アルコール度
数」すべてが薄いのです。ゆえに、なかなか酔えないのですが、試しに5〜6本立て
続けに飲み干したら、ほろ酔い気分と共に頭が痛くなってきました。
「いせや」という日本料理屋に、日本からの輸入ビールが置いてありました。350ml
缶1本100ペソ(220円)と、関税をプラスしても日本国内の店売り価格と一緒です。
「いかに、日本は酒税が高いか」が伺われました。それにしても、この時飲んだ「ア
サヒ・スパードライ」は美味かったです。やはり、日本人には日本のビールですね。
泡からして、美味かったこと。
安いだけが取り柄のサンミゲル・ビールのコラムになってしまいましたが、熱いフィ
リピンでは、どこで買っても、どこで飲んでも、これがギンギンに冷えています。この
温度差はステキでしたね。もたもたしてると、すぐに暖まってしまうから大瓶や500ml
缶なんて存在しないのでしょうかね。
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