ルポタージュ「KAIGAI」
私が海外で体験した海外四方山話集です

 
昼下がりの闇市〜PCソフト編〜(マニラ・フィリピン共和国) 2005/10/22
 マニラには数多いショッピング・センターが点在します。そんな中で、郊外の高級住 宅街である「グリーンヒルズ」のショッピングセンターに行ってみた。外見は普通のシ ョッピング・モールだが、建物2階の一角が違法ソフト専門街だった。真っ白いパッケ ージのCDロムが無造作に陳列してある。まるで古本市で文庫本を探すかのように、 みんな手前に陳列物をめくってお目当てのモノを探している。主なソフトはPCソフト とゲームソフトだった。 
 と、いうことで憧れのソフト。ウフッ!、フィリピンの闇市でゲットして来ました。マイ クロソフト社の「アクセス」です。
 我が愛用のPCは西暦2002年の購入もの。格安モデルだったために、「ワード」や 「エクセル」はハンドルされていませんでした。でも、それらのソフトなんて、趣味でパ ソコンをいじっている限りでは全く必要ないんですよね。現に、オイラは「一太郎」の ワープロソフトと「Paint Shop」の画像ソフトのみで年賀状印刷を続けてきました。
 別に必要性はなかったけれど、1枚300円余りのマイクロソフト社のソフトが売られ ていれば話は別です。これが東南アジアにおけるソフト販売の実情でしょうか?  堂々とスーパーで売られているのですから驚きです。中には、「○○○○〜2006  Version〜」なんていっぱいありましたよ。正規品よりも早い発売って言うことも驚きで す。
 違法と知りながら購入するのは罪だし、日本国内に持ち込む行為も違法です。ま して、正常に起動する保証もないし、クレームを受け付けてくれる機関なんてあるわ けがありません。そして、なによりも英語バージョンであると言うことです。




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