ルポタージュ「KAIGAI」
私が海外で体験した海外四方山話集です
GUDANG GARAMU(ロンボク島・インドネシア共和国) 2004/04/03
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デイ・バッグから吸いかけのタバコが1パック出てきた。インドネシア・ロンボク島旅
行の時のものだ。フィルター部分に砂糖かシロップの様なものが塗られていて、甘い
味がする。それでいて、ニコチン度は高くて、吸い心地はもの凄くにがい。インドネシ
アの味だ。実に懐かしい。ローマ字読みして「グダン・ガラム」と自分では発音してい
た。別色のパッケージで、メンソール・タイプのものもあった。
インドネシア国内では最高級の部類のタバコだった記憶が残る。それでも日本円
で100円足らず。昔の日本のタバコみたいに、封印紙で閉じられていて、それには
40%の税金徴収の旨が記されている。
僅かな期間だったが、滞在中は愛用のタバコが別にあった。「COUNTRY」という真
っ赤な箱で、生意気にも(失礼)ボックス・タイプで、値段は40円ほど。
面白かったのは、タバコは皆パック売りかバラ本売りが基本で、カートン売りはな
かなかしてもらえなかったこと。スーパーで無理に頼んだら、バーコードが対応してお
らず、スーパー中が大変な騒ぎになってしまった。しかも、後になって気付いたのだ
が、1カートン=20パックで計算されていた。
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