ルポタージュ「KAIGAI」
私が海外で体験した海外四方山話集です
超・長寿ドラマ「Home and away」(オーストラリア連邦) 2004/02/15
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日本では朝の連続テレビ小説が、日本の朝の代名詞として長い歴史を刻んでい
る。
留学中だったオーストラリアにも、似たようなホームドラマが人気だった。その名は
「Home and away」。本家はイギリスで、全くの同名。ただし、現地キャスト、現地スタ
ッフによる制作はオージー・スタイルそのものだった。オーストラリア訛りムンムンの
セリフ回しが面白かった。更に面白いのは、この放映が午後7時というゴールデンタ
イムに、30分枠で行われていたこと。同時間帯に、ライバル・ドラマの「Friends」が放
映されていて、クラス・メイトの間でも、好みが2派に割れていた。
「Home and away」が、30年間以上も続いている長寿番組だということは知ってい
たが、一緒に見ていたシェアメイトのおばさんが放った一言は衝撃だった。
「この○○(役名)も随分成長したモンだ、最初は幼い子供だったのに」
キャストの変更無しで、30年以上もの期間、毎日続けられているドラマだったので
ある。この時に登場していたお姉さん役の女優も、子役の時から設定の変更無しで
出続けているということである。まさに役者一筋の人生。日本の「サザエさん」のよう
に永遠に年をとらないキャラの不可解さを改めて知らされる。
毎回毎回、次回の展開を臭わせて終わらせるストーリー展開。その時に流れる効
果音も、その手のひとつ。その手口に騙されて、ついつい見てしまう。あれから4年、
今も「テーマソング」と共に放映が続いていることを願う。
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